ガス欠

2002年2月10日 乗り物
生まれて初めての、そして、二度と体験したくは無い出来事。

原チャリで交通量の多い国道を通行中、アクセルを回しても加速できなくなりました。
「あれ?」と思ってから数百メートル走ったところで、ブスンと止まってしまいました。エンジンをかけ直しても、ウンともスンともいいません。
ボロ原チャだったので、とうとうイカレてしまったのかと思ったのですが、ふとメーターが目に入って気づきました。

ガス欠です・・・

昨日の帰りに入れようと思っていたのに、寒かったからそのまま家に帰ってしまっていたのです。
ちょうどT字路の信号の近くで止まってしまっていたのですが、左側は基地があるので歩道が無いため、信号が変わるのを待って反対車線側の30m程先にあるGSまで引っ張っていくことにしました。

信号が変わって、交差方向からの進行車の確認をしていると、ちょうど米軍基地周辺の見回りをしていたおまわりさんが私に気づき、笛を吹いて全ての交通を停止してくれました。
迷惑な奴です。恥ずかしい奴です。世間の皆様ごめんなさい。

そのおまわりさん(とっても私好み)は、歩道にたどり着いた私に優しい微笑みを向けながら、「危ないから気をつけてね。修理工場まで案内しましょうか?」と声を掛けてくれたのです。
そんな優しい彼に、なんとも恥ずかしい事実を告げなければならない乙女心の疼きがわかる人、いますか?

「ガス欠なんです・・・」

そう告げた瞬間、彼の口の端が引きつってしまったのを、できれば目にしたくは無かったです・・・(T_T)

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