今日は近くの大学で催される生涯学習講座の第一回でした。
去年陶芸の講座を受講した友人の勧めで内容をチェックしてみたら、電気炉を使ったガラス工芸の講座のパート・ドヴェールという技法が面白そうだったので、受講を決めました。
パート・ドヴェールというのは「ガラスの練粉」という意味で、粘土で原型を作り、耐火石膏で型を作り、その中にガラスの粉(今回の講座では、砕いたガラスに色ガラスの粉をつけたものを仕用)を詰めて焼成するというテクニックで、手間がかかるため一時は廃れてしまった幻の技法だそうです。
今回の講座ではいろいろなガラス細工を体験できるよう、全6回でパート・ドヴェールを応用したフュージングやサンドブラスト、バーナーワークによるとんぼ玉作成もできるそうです。
今日はパート・ドヴェールのガラスを詰めるところまでやりました。
粘土で原型を作る際、きちんとエスキースしないといけないのかとスケッチブックを開いたのですが、イメージが浮かばない…
粘土をいじりながら決めたいなぁと思っていたら、先生が「今回は体験だと思っていただいて、適当に形を作ってみてくださいね。デザインを考えるのは自由制作のときでいいですよ〜」と声をかけてくれました。
よかった〜、実は学生時代から、私はエスキースをとってから制作を始めるということをあまりしなかったのです。
まず画布に絵の具をちりばめて、いじっているうちに「こうしよう」というのが浮かんで、思いついたことをメモにしていくという感じだったので、最初から作業計画を立てたりするのが苦手で…静物や人物など、モチーフがある場合は別ですが。
粘土を練り始めて、最初はこねこねしているだけだったのですが、おそらく、どんなにきれいな物を作っても使えるものでなければいつか捨てちゃいそうだと思い、お皿にすることにしました。
実用的なんて生ぬるいものでなく、確実に使う物でなければ!
板状に粘土を伸ばし、決められた大きさ(全員分を炉の中に収めるため、型の外輪が直径25cmくらいまでにする)になるようにするのですが、面倒なので型の外枠に使う塩化ビ二ール板の最大径から少しすぼめて粘土に跡をつけ、カット。
縁に粘土で装飾をつけている途中で、三日月のイメージが浮かんだので端を少しカット。三日月とそれにかかる雲のようにしようと思ったのですが、後から粘土を付け足すのが大変そうだったのでやめました。
粘土の原型を塩ビ板で囲って石膏を流し込むのですが、先生が粘土を伸ばす作業も石膏を溶く作業も流す作業もお料理のようと言っていました。
確かに、石膏を水に振り入れていくのも切るように練るのも、なんだか慣れた作業です(笑)型に少しずつ石膏をかけていくのもケーキにクリームを塗るようで楽しかったです。
原型の仕上がりは遅いほうだったのですが、石膏の作業終了は2人目になっていました。
石膏が乾いてきたら粘土をくり抜くのですが、薄い作品なので端を引っ掛けたらペロンと全部取れてしまいました。厚みのあるもの(高さのあるもの)を作っている人たちはせっせとかき出していました。細かい粘土も取り除けたらガラス詰め作業へ。
ガラスは使用した粘土の体積にガラスの比重をかけて分量を算出。
4色のガラスを敷き詰めてみました。
ガラスの色は化学反応なので、黄色とオレンジの色は一部の色と触れた部分が黒茶色に変色してしまいます。間に透明ガラスを入れて防ぐのですが、赤と黄色と青を隣り合わせにしたかったので間に透明な帯が入ってしまうのが残念。
焼成は先生がやってくれるので今日の作業はこれでおしまい。
次回は、焼きあがった作品の磨き作業とサンドブラストです。
去年陶芸の講座を受講した友人の勧めで内容をチェックしてみたら、電気炉を使ったガラス工芸の講座のパート・ドヴェールという技法が面白そうだったので、受講を決めました。
パート・ドヴェールというのは「ガラスの練粉」という意味で、粘土で原型を作り、耐火石膏で型を作り、その中にガラスの粉(今回の講座では、砕いたガラスに色ガラスの粉をつけたものを仕用)を詰めて焼成するというテクニックで、手間がかかるため一時は廃れてしまった幻の技法だそうです。
今回の講座ではいろいろなガラス細工を体験できるよう、全6回でパート・ドヴェールを応用したフュージングやサンドブラスト、バーナーワークによるとんぼ玉作成もできるそうです。
今日はパート・ドヴェールのガラスを詰めるところまでやりました。
粘土で原型を作る際、きちんとエスキースしないといけないのかとスケッチブックを開いたのですが、イメージが浮かばない…
粘土をいじりながら決めたいなぁと思っていたら、先生が「今回は体験だと思っていただいて、適当に形を作ってみてくださいね。デザインを考えるのは自由制作のときでいいですよ〜」と声をかけてくれました。
よかった〜、実は学生時代から、私はエスキースをとってから制作を始めるということをあまりしなかったのです。
まず画布に絵の具をちりばめて、いじっているうちに「こうしよう」というのが浮かんで、思いついたことをメモにしていくという感じだったので、最初から作業計画を立てたりするのが苦手で…静物や人物など、モチーフがある場合は別ですが。
粘土を練り始めて、最初はこねこねしているだけだったのですが、おそらく、どんなにきれいな物を作っても使えるものでなければいつか捨てちゃいそうだと思い、お皿にすることにしました。
実用的なんて生ぬるいものでなく、確実に使う物でなければ!
板状に粘土を伸ばし、決められた大きさ(全員分を炉の中に収めるため、型の外輪が直径25cmくらいまでにする)になるようにするのですが、面倒なので型の外枠に使う塩化ビ二ール板の最大径から少しすぼめて粘土に跡をつけ、カット。
縁に粘土で装飾をつけている途中で、三日月のイメージが浮かんだので端を少しカット。三日月とそれにかかる雲のようにしようと思ったのですが、後から粘土を付け足すのが大変そうだったのでやめました。
粘土の原型を塩ビ板で囲って石膏を流し込むのですが、先生が粘土を伸ばす作業も石膏を溶く作業も流す作業もお料理のようと言っていました。
確かに、石膏を水に振り入れていくのも切るように練るのも、なんだか慣れた作業です(笑)型に少しずつ石膏をかけていくのもケーキにクリームを塗るようで楽しかったです。
原型の仕上がりは遅いほうだったのですが、石膏の作業終了は2人目になっていました。
石膏が乾いてきたら粘土をくり抜くのですが、薄い作品なので端を引っ掛けたらペロンと全部取れてしまいました。厚みのあるもの(高さのあるもの)を作っている人たちはせっせとかき出していました。細かい粘土も取り除けたらガラス詰め作業へ。
ガラスは使用した粘土の体積にガラスの比重をかけて分量を算出。
4色のガラスを敷き詰めてみました。
ガラスの色は化学反応なので、黄色とオレンジの色は一部の色と触れた部分が黒茶色に変色してしまいます。間に透明ガラスを入れて防ぐのですが、赤と黄色と青を隣り合わせにしたかったので間に透明な帯が入ってしまうのが残念。
焼成は先生がやってくれるので今日の作業はこれでおしまい。
次回は、焼きあがった作品の磨き作業とサンドブラストです。
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